養育費不払い問題②

こんにちは!

シークレットジャパン千晃 矢野です。

 

前回、養育費不払いに関することを書きましたが、今回はケース事に分けてお伝えしたいと思います!

 

ケース①

・口頭で養育費を取り決めたが振り込まれる金額がバラバラで不定期

 

こちら、調停離婚を起こすも上手くいかずに調停を取り下げ、その後に『口約束』で養育費を取り決めしたケースです。

口約束の法的効力のレベルで言えば非常に弱く、強く請求した場合に相手が「そんな約束していない」だとか

反発を招いて、一切は払われなくなる恐れがあります。

ではどうすれば良いかというと、離婚する際にメモレベルでも書面に書いて約束の証拠を作ることが

後々争いになった時に有利になる可能性が大になります。

 

ケース②

・未婚で認知なし。しかし養育費は払うと口約束

 

妊娠するも認知をしない父親。

「養育費は払う!」という言葉を信じ、口頭だけで約束をしてしまったケースです。

しかし、そもそも養育費の支払い義務というものは、『法律上の親子関係があって初めて生じる』ものです。

今回は認知されていないということで法律上、養育費の請求をしても認められません。

ですが相手方がキチンと払ってくれるのであれば、まずは任意で認知を行い

『養育費を支払って下さい!』という話し合いをすべきだと思います。

どうしても任意での認知に応じない場合、裁判所に訴えて強制的に認知をさせる手続きがあります。

こういった手段もあるよということも踏まえて話し合いを行うことがよろしいかと思います。

 

ケース③

・夫婦間で養育費に関する契約書を交わしたが不払い

 

離婚の際に月3万円の養育費を夫婦間で取り決め、契約書を作成。

しかし、元夫は住所や仕事先を転々とし居場所をくらまします。

そのため養育費3万円は離婚から2年間、現在まで一度も振り込まれていません。

このケースは、夫婦間でも一応契約をしたという証拠が残っていますので、有効になります。

ただ、法的効力でいえば弱いものになります。

しかも、仮に職場を特定できて強制執行ができたとしても、相手が職場を辞めてしまうと

手続きを一からやり直すことになり、費用は自己負担なのでコストばかりがかさみ、

最終的にマイナスになるリスクが考えられます。

 

ケース④

・裁判で養育費を取り決めたが2年近く不払い

 

こちらは、『養育費 月6万円』『慰謝料300万円』を裁判で確定判決がでました。

しかし、6万円が支払われたのは初回のみで、それ以降は相手の自己破産も伴い

支払額もバラバラかつ、滞納されてしまいます。

この場合は、確定判決という強い権利をすでに持っていますので、もしも相手から

任意の支払いが期待できないとなると強制執行を考える必要があります。

つまり、まずは話し合いによって任意での支払いを期待します。

その次の段階で、確定判決を使った強制執行となります。

強制執行をするためには差し押さえるべき財産がどこにあるのかを調べる必要があります。

今回は確定判決があるので、相手方の貯金などの金融機関が分からなくても

弁護士会の照会制度を使うことで調査が可能になります。

これによって、裁判所に対して相手の預貯金だったり給与だったり、そういったものの

差し押さえ命令が申し立てしやすくなります。

 

こういった以外にも、養育費不払いには様々なケースが考えられます。

自分が損をしないためにも、是非参考にしてみて下さい!

 

慰謝料に関してはこちら